第6回サイエンスフェア in 兵庫が2014年2月2日(日)に神戸国際展示場第2号館で開催されました。会場風景やら印象に残ったポスターセッションの内容について写真で紹介します。理研の小保方晴子さんのSTAP細胞発見の快挙もあり会場には理研からSTAP細胞の説明パネルも急遽用意され盛り上がった。
開催要項については下記サイトに詳細に記載。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~kobe-hs/ssh/sf6/sf6.html県教委と文部科学省から理数系科目に重点を置く高校を助成する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されています。兵庫県内の高校下記の9校です。
神戸高校
三田祥雲館高校
尼崎小田高校
明石北高校
加古川東高校
豊岡高校
龍野高校
神戸市立六甲アイランド高校
武庫川女子大付属中・高校
尚、全国では201校が指定されているそうです。
県内約40校の高校生ら約1500人が参加。高校生のポスターセッション103ブース。さらに企業、大学、理化学研究所などの研究機関などが48のブースでポスターセッションを行いこれからの科学技術を担う高校生が熱心に見学、質問などをしていました。

上の写真は会場となった神戸国際展示場第2号館

上の写真は入り口に掲げてあった開催要項。

上の写真は開式行事前の様子です。

上の写真はスペシャルメッセージで尼崎小田高校(太畑貴゚綺君)と神戸高校(樋口真輔君)の先輩で現在大学生、大学院生から参加の高校生へ熱いメッセージのプレゼン。太畑君は現在阪大大学院で素粒子、原子核の研究を行うCANDLESという実験グループで48Caを用いたニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊の研究で充実した生活をしています。高校時代にSSH事業でハワイへ行ったことと30分程度飛行できる紙飛行機学生時代に自分は何をしたいんだろうと自問自答し物理学の道を選んだ過程についてプレゼン。樋口君は岡山大学教育学部細胞生理学研究室で鳥類の耳について研究している大学生で高校時代1年生で理研の見学で生物学に興味をもったこと大学1年生から研究室の門をたたき研究をスタートしたこと卒業後は神戸大学から理研に派遣され研究を続けることなどの話があった。


上の2枚の写真は樋口君の鳥類の耳(蝸牛管)の研究の一端を紹介したものです。




上の4枚の写真は神戸高校の81番ブースの実験で風洞実験実験機を用いて物体の流れを可視化したもの。

上の写真はNo.5 兵庫県立農業高校のカワバタモロコの保全活動における生態研究

上の写真は身近なDNA 西宮市立西宮高校によよるプレゼン。

上の写真はNo.38 龍野高校による「醤油に含まれるアミノ酸」のプレゼン。

上の写真はNo.20 加古川東高校の「西南日本内帯とオーストラリアNSW州のⅠタイプ花崗岩類のマグマ分化過程とサブソリダス過程」のプレゼン。
マグマ分化の説明:
マントル上部で発生するマグマは、そのまま固まると玄武岩(はんれい岩)になる組成、いわゆる玄武岩室質グマである。ではなぜ、玄武岩室マグマから様々な組成を持つ火成岩ができるのであろう。これを初めて実験的に、また理論的に解明したのは
ボウエン(1887~1956年、カナダ)であった。
ボウエンは、玄武岩質マグマから、晶出温度が高い鉱物から結晶を始め、それが沈殿することによって、またさらに残液と晶出した結晶が反応することによって、残液の組成も変わり、その組成が変わったマグマから別の鉱物が晶出する、こうして様々な組成を持ったマグマ、そして火成岩ができることを明らかにした。こうした一連の過程をマグマの分化という。
結晶分化作用(けっしょうぶんかさよう、crystallization differentiation)とは、火成岩の多様性を説明するメカニズムの一つである。マグマが冷却固結する際、晶出する結晶(鉱物)の化学組成はマグマ自体の化学組成とは異なるので、高温なマグマが低温な周囲の岩石に冷やされ、晶出した鉱物と残りのマグマが分離した結果、残されたマグマの化学組成が変化していくことをいう。
晶出した鉱物と残りのマグマの分離のメカニズムは幾つか考えられるが、最も一般的なものとしては、グリーンランドのスケアガード岩体のような層状貫入岩体で観察されるように、マグマの中で晶出した結晶が、重力により分離するものである。すなわち密度の大きな苦鉄質鉱物が沈み、低密度の珪長質鉱物が浮く。また、深成岩になる前に順次噴火が起これば、噴出物が次第に珪長質になっていく。

上の写真はSSH校指定の尼崎小田高校の学校案内。

上の写真は No.82 明石北高校 「高効率風車の制作」

上の写真は No.51 兵庫高校の「燃料電池による熱エネルギー」

上の写真は理化学研究所(理研)のSTAP細胞のパネル
理研のブログへリンクしておきます。
http://www.riken.jp/pr/blog/2014/140122_1/上の動画はNo.36
関西学院大学理工学部 身体のはたらきを活かすコミュニケーションインターフェイス
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-21982121"
hx-vals='{"url":"https:\/\/seiyo39.exblog.jp\/21982121\/","__csrf_value":"45527fccccf9d2b99c34099fe8440c7193554b2c91c2d30757ef763cfbcce30cf0ee374c46dba664e2edb8df8e2cc8b3fcd130b5cec27b431e00daf39fd16cb8"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">