1996年のクローン羊ドリーの誕生 |


1996年上記で記載された方法で最初のクローン哺乳動物であるドリーという名のドーセット種の羊が創られました。また成体となって交配して正常な子孫も出産しています。したの写真がドリー(左)と出産した羊。

1996年イアン・ウィルムット Ian Wilmutはクローン羊「ドリー」哺乳類の体細胞クローンは初めて。ドリーは2003年に死んでおり、その剥製(はくせい)は現在、スコットランド博物館に展示されている。
イアン・ウィルムットと共同でドリーの誕生に貢献したキース・キャンベルKeith Campbell 博士が
2012年10月5日に58歳で死去したと英国のノッティンガム大学より発表されていました。
チームの中心的人物だったイアン・ウィルマット氏が2009年、英紙デーリー・テレグラフ
にキャンベル氏が最大の貢献者だったことを認めていた。
しかし、昨年のノーベル賞の受賞を逃してしまった。
山中博士はキャンベル博士とウィルモット博士の研究から「iPS細胞」の研究に踏み切ったと
インタビューで述べられています。
関連のブログ生物発生学の歴史について(理研 CDBの展示)
http://seiyo39.exblog.jp/19317894/
関係するサイトにリンクさせていただきます。
クローン羊「ドリー」のつくり方
http://space.geocities.jp/senkhr/sen/student/clone/dori/index.htm
体細胞クローンの作り方
http://contest.japias.jp/tqj2003/60218/dori2.html
クローン技術(科学技術庁)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/shisaku/kuroun.htm
Dolly (sheep) Wikipediaの解説
http://en.wikipedia.org/wiki/Dolly_(sheep)

2012年10月20日(土)に理化学研究所神戸研究所で一般公開があり出かけました。そこで目をひくパネル展示がありましたので写真紹介します。内容はES細胞、iPS細胞関連技術の開発の歴史に関するものです。パネル内容に若干の付加情報を加えて書きました。上のパネルは1938年ハンス・シュペーマンは体細胞核移植実験のアイデアを提唱1935年胚誘導(オーガナイザー)の研究でノーベル生理学賞を受賞。ハンス・シュペーマンHans Spemann氏(1869-1941)の詳細 By Wikipedia http:/...... more

コメントありがとうございます。
私の写真も「講談社 大学生物学の教科書 第3巻分子生物学(表紙を下に添付)のPage305-309の「生体生物の体細胞は完全なゲノムを保持している」」からの引用ですのでこの書籍からの引用であることを明記してご使用ください。