神戸はじめ物語 その11 パーマネント |
帰国後は、三宮で紺谷美容倶楽部を開き、初めは外国人の客が多かったが、
その後、国産のパーマネント機の開発などによって、全国的に普及した。
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2016年 08月 11日
神戸はじめ物語のジャンルで過去、下記の10の記事を書いてきました。 今回、このシリーズの第11回としてパーマネントについて紹介します。 さて本題のパーマネントについて記載していきます。 パーマネントはパーマネントウエーブ (permanent wave)の略語で単にパーマと 呼ばれる場合もあります。毛髪に化学反応を用いて人工的な縮毛を形成する美容 技術、もしくはそれによって得られる髪型のことである。 ヘアーアイロンやヘアドライヤーで作る一時的なウェーブに対し、水に濡らしても 「半永久的 (permanent) に形の崩れないウェーブ」という意味で生まれた用語 これから用いる画像は市民グラフ こうべ No.240 1992.10より使用します。 大正12年(1923)アメリカのエンプレス父子がパーマネント機械一式を持って 日本へ技術の伝播とパーマネント機械の売り込みに来た。当初、東京での売り込み を予定していたが9月1日の関東大震災のニュースを得て、急遽横浜港から神戸港 に行先を変更した。日本で最初にパーメネント技術を習ったのは紺谷すみである。 紺谷すみは資料によっては紺谷寿美子と記載。紺谷すみの夫の紺谷安太郎は当時 海岸通りにあったオリエンタルホテルで理髪店を営業していたことから、以前より 紺谷寿美子はパーマネントという新しい技術の情報を持っていた。 パーマネントは一度かけると半年もつという評判から紺谷すみはエンプレスさんが 持ち込んだパーマ機を購入し、技術の手ほどきを受けた。 紺谷スミはパーマネントの技術を外国人にも満足してもらうため昭和2年(1927) 50歳近い年齢で本場のヨーロッパで勉強しようと思い立ち、貨物船に乗って フランスに渡った。 帰国後は、三宮で紺谷美容倶楽部を開き、初めは外国人の客が多かったが、 ハイカラ文化を好む神戸の女性の間でも広がった。 その後、国産のパーマネント機の開発などによって、全国的に普及した。 上の写真は日本で最初にパーマネント機をエンプレス父子から導入した 紺谷安太郎、すみ夫妻とエンプレス親子 上の写真は国産1号のパーマネント機(昭和9年(1934)) このパーマ機は神戸市立博物館に所蔵されています。 パーマネント国産機の開発は神戸市灘区桜口町の村瀬己之市氏や元町の 坪内好一氏らが考案し特許も取得しています。 同じテーマで 月刊 KOBE グー No.209 平成24年(2012)10月でも 取り上げられています。 また飛松中学校のHPでもまとめられています。(下のサイト)
by seiyo39
| 2016-08-11 11:20
| 神戸はじめ物語
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