2018年 01月 28日
リトグラフ関連リンク集 |
リトグラフはギリシャ語の石を意味する「Litho」と図や版画を意味する
「Graphic」を合成したもので英字ではLithographと表記されます。
リトグラフの原理は1798年ドイツ人のアロイス・ゼネフェルダー
(Alois Senefelder)により発明され220年の歴史を誇っています。
日本では1868年下岡蓮杖が初めての石版画『徳川家康像』を版行
それでも150年の歴史があります。
平らな版面(最近はアルミ板が一般的)の上に油性分を含んだ描画材料で
描画し、描画終了後、アラビアゴム、SK液などの薬品を塗ります。
そうする事により、油性分を含んだ部分(描画部)は油性分とくっつき
やすくなり、描画されていない部分は水分を保存しやすい状態になります。
親油性と親水性の原理を利用した版画の技法の一つです。
今後、この技法を利用して作品を制作してみたいと思っています。
今後の為にリンク集を作成しました。
以下のYoutube動画は2018-6-25に追加
キッチン リトグラフの手法の紹介です。
上の動画では製面工程をしっかりとしていることが特徴
製面とは、すなわち酸化させるということだ。製面液という謎の液体を
アルミ版にすばやくかけて水で洗い流すのだ。
この動画では2000番のサンドペ-パーで研磨した後、ビネガー液
(お酢)で酸化しています。
上の動画においても描画面がアルミのテカテカ面としているので
上述の酸化工程が必要。
上の動画ではアルミの裏面を使用する場合で上述のような
酸化工程は不要
by seiyo39
| 2018-01-28 07:10
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