奈良県橿原市の藤原宮跡で大極殿後殿とみられる基壇が見つかる |
奈文研の2019年度の調査では、大極殿院の東面回廊に取りつく新たな
回廊の跡(大極殿後方東回廊)が確認された。
同西回廊もあったと考えられている。
2019年に発見された基壇から、現場を見た木下正史・東京学芸大名誉教授
(考古学)は、この二つの回廊の真ん中に建物があった可能性を指摘する。
「天皇が出御する前に衣装を整えたり、休憩をしたりするなどの場面で使う
控室のような施設ではないか」と話す。
を臨んだ風景 撮影:2016-12-22