赤穂旅行(6)---伊和都比売神社 |
伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)伊和都比売大神が祀られている。
延喜式内社。1000年余の歴史がある。
説明書きより以下のとおり引用する。
「当社は今を去る一千余年前平安朝の延喜式神名帳にその名を記載する古社で
伊和都比売大神をお祀りしてある。当時から朝廷を初め国司の格別の尊崇を
うけたお社である。
伊和都比売大社はもともと伊勢外宮の豊受比売とも云われ、また播磨国一宮
の伊和大神即ち大穴牟遅神の比売神とも云われ古くから御崎明神と称せられ
た赤穂民族の祖神である。
もとは大園と呼ぶ前方海上の八丁岩の上にお祀りしてあったのを天和三年浅野内匠頭長矩 が現在の地にお移ししたもので
『播磨なる御崎の石だたみ 海の底まで行くぞ見る』
と歌われているように奇岩の上に老松が舞い岩礁の地である。
かつては日本海々戦の勇将東郷平八郎元帥を始め歴代連合艦隊司令長官の崇敬厚く
しばしば艦隊を率いて帝国海軍の勇士が参拝し、現在でも船員漁師な
ど航海安全と大漁祈願はあとをたたず遠近からの信仰は盛んである。
なお特に珍しいのは古くから若き男女による姫神信仰が盛んで、縁結び或い
は恋人を得るにご利益のある『姫守』をうける人が多く御崎の景色と共に近時有名である。」
詳細の解説はこちら。
昭和5年(1930)5月阪越 奥藤研造 が奉納の狛犬
上の写真は海に面した鳥井で形式は明神鳥井。額には伊和都比賣神社と書かれている。
額の書は東郷平八郎元帥の筆である。
右の柱には連点海路平無浪の書、左の柱には終古神威儼有祠
昭和5年(1930)9月造