神戸北野町の回教寺院 2012-6-21加筆 |
下の写真は回教寺院への標識。回教寺院はムスリムモスクとも呼ばれる。
チェコ人建築家ヤン・ヨセフ・スワガーの設計で昭和10年(1935)に日本で最初のモスク
として建てられた。モスク建造の出資者は神戸在住のトルコ人、タタール人、インド人など
である。住所は兵庫県神戸市中央区中山手通2丁目25−14
北野工房の東約50m程度のところにある。
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神戸ムスリムモスクの詳細はこちら(Wikipedia)
神戸回教寺院は昭和9年(1934)11月30日起工、昭和10年(1935)9月2日に完成
同年11月11日に建堂式が行われた。
日本でこのような回教寺院があるのは東京の代々木上原にある東京ジャーミィ
(トルコ文化センター・1938年築)と神戸ムスリムモスク(神戸回教寺院)の2つだったが
最近は各所に建設されているそうです。いくつあるかは不明。
インドのイスラム様式の建物で、タマネギ形のドームの上に飾られた三日月は
紀元前339年コンスタンチノーブル(現イスタンブール)が夜フィリップ大王に攻撃
された時、空にこうこうと輝きだしたので攻撃は失敗し、町は守られたとの由来による。
三日月は町の印となりのちマホメット継承者の印ともなった。
信者は200人余りで礼拝が毎週金曜日の正午から1時まで行われています。