転法輪寺の追儺式 |
します。
追儺(ついな)式は「おにやらい(鬼遣)」とも読み、良鬼が儺(疫鬼)を払い疫病を除く儀式で、平安の昔より伝わる伝統奉納行事だそうです。ここ転法輪寺の追儺式は毎年1月7日の14:00から行われ、約1時間の行事です。
転法輪寺の追儺式では赤のふんどしの太郎鬼(八幡)と黄色のふんどしの次郎鬼(春日)と
青色のふんどしのババ鬼(天照皇太神)であり夫々が手に持つ斧、槌、槍で参拝者の頭をなでます。また、4匹の小鬼によっても鬼を追い払います。
五穀豊穣や招福を祈る鬼踊りである追儺式は現在の節分の豆まきの始まりとなる行事であったと伝えられています。
上記の儺払いの式が終わると餅まきが始まりさらに七草粥が振舞われます。
転法輪寺は延暦20年(801)勅願所として開かれた真言密教の古刹であるがたびたび災禍に遭い創建当初の記録がほとんど残っていない。
転法輪寺の住所:兵庫県神戸市垂水区名谷町2089 TEL:078-791-7885
この日は御開帳が行われており普段みることが出来ない阿弥陀如来像の写真を
撮ることができました。詳細はこちらをご覧ください。
下の写真は追儺式が始まる前の転法輪寺の本堂です。



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