平清盛ゆかりの寺 妙法寺 |
まず境内の説明板の神戸市教育委員会による説明より引用させてもらいます。
「妙法寺
寺の伝記によると、天平10年(738年)聖武天皇の勅願によって建てられたと伝え、又神護景雲2年(768)と書かれた一切経写経八四巻が保存されていることなどから、古くからあった寺のようです。
平清盛が福原(現在、神戸市兵庫区平野周辺)に都を移したとき、都を守る霊場として「新鞍馬山」の勅願を賜ったと伝えています。山号は如意山、真言宗のお寺です。
川に沿って南、百メートルほどの道場に「山門跡」の標石が建てられ います。昔は三十七坊をかかえ広大な寺域を持っていたようです。
御本尊は「毘沙門天」です。平安末期に楠材で造られた充実感のある 整った尊像で国の重要文化財に指定されています。毎年一月三日に、追儺式が行われます。」
また、別の説明より要約して引用しますと妙法寺(乾の方位・新鞍馬)当寺は高野山真言宗で天平10年(738)行基菩薩による開基したと謂われ、本尊の毘沙門天は平安時代の木像で重要文化財となっています。平清盛が福原遷都の際、平安京の鞍馬になぞらえて、ここを新鞍馬といって王城鎮護の霊場として寺領として1,000石余りを寄進したと謂われています。その後、足利尊氏の軍が西国に敗退した時、高師直(こうのもろなお)らの兵火により全焼したが復興して現在に至っています。







宝篋印塔について説明文がありましたのでその写真を載せておきます。こちらをご覧下さい。