石水寺と平師盛公塚 |
平師盛は平重盛の五男で平清盛の孫にあたります。
神戸市生活文化観光局作成の説明書きより要約引用させていただきます。
京都の南禅寺の末寺で天授元年(1375年)に悦捜宗怡(えつそうそうい)禅師により開山された禅寺です。平師盛は 寿栄3年(1184)2月5日の丹波、三草山の戦いで源義経に破れ、
2月7日須磨一の谷の西城戸に落ち延びました。この一の谷の合戦のときに従者とともに小舟
で逃げようとしますが、舟は転覆し追っての畠山重忠の郎党により討たれてしまいます。
平師盛の塚は当初、奥畑村の龍華山小松谷にありましたがその後石水寺に移されました。
当時の戦死者を弔う石塔が名谷に500基以上残っています。 また、寺内には平清盛の孫師盛(もろもり)を弔ったという石板仏があり、神戸で最古の石仏だと考えられています。
平成7年(1995)の震災でこの最古の石板仏は倒壊し、現在は2代目の石板仏として
おまつりしています。