亀の水 |
上の写真は本日のテーマ「亀の水」のある附近の案内図です。
明石天文台の裏手の柿本神社の西側の上り口にあります。
上の写真(石碑)のように長寿にご利益のある水のようです。
この清泉は元和7年(1621)山上にある月照寺や人丸社(柿本神社)を参詣する人のために
竹の筒で水を提供されたのが始まりのようです。
上の写真は2008-6-12撮影の亀の水の遠景です。
手水鉢は享保4年(1719)常陸の国の飯塚宣政氏の寄進によるものです。
飯塚宣雅氏は常陸の国の目明しで罪人を追って明石までやってきたのですが、
柿本神社に祈願しその役目を成就できたのでこの手水鉢を寄進したものです。
現在の上屋は平成2年(1990)4月8日に葺き替えられたもので同時に柵も新たに
つくられました。銅板屋根は平成7年(1995)に葺き替え。
明石市林崎3丁目5番の(株)西田工務店が施工。
亀の頭の部分(口)より清泉が噴き出しています。
文政年間(1818-1829)に水手奉行山田歓吾により柄杓が備えられたと
伝えられています。