蝉 |
これに対してWikipediaで調べて見たら下記のように書かれていました。
「蝉が鳴く時間帯は種類によって異なり、種類を判別する有効な手がかりとなる。
たとえば日本産セミ類ではクマゼミは午前中、アブラゼミやツクツクボウシは午後、
ヒグラシは朝夕、ニイニイゼミは早朝から夕暮れまで、などとなる。
夏に多いとはいえ真昼の暑い時間帯に鳴くセミは少なく、比較的涼しい朝夕の方が多くの
種類の鳴き声が聞かれる。」
必ず午前中にしか鳴かないではなく、蝉の種類によって、鳴く時間帯が違うようです。
蝉は幼虫の期間が3-17年で、成虫の期間は1ヶ月くらいだそうである。
下の写真は我が家の庭で朝(2008-8-1)鳴いていた蝉である。
蝉の種類については、鑑定できませんでした。クマゼミの一種か?
この蝉は腹部を上下に震わせながら鳴いていました。
蝉を題材にした俳句で最も有名なのは松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入蝉の声」であろう。
この句の意味は「なんと静かに思えることよ。その鳴き声しか聞こえず、かえって静けさがつのるように感じられる蝉の声は、まるで岩々にしみこんでいるかのようだ。」
自然にめぐまれた時代の蝉であるが、我が家の周辺の蝉はむしろ騒音に聞こえて
風流の感覚はもてない。