源氏物語 明石巻 |
ありました。下の写真は源氏物語の明石の巻を押し花で作成されていました。
この作品展は11月30日まで開催されています。
この作品は源氏が27歳の8月明石の海辺にて十三夜の月夜、源氏が初めて岡辺の
明石の君を訪ねる。馬で僅かなお供を連れて出かける。道中の海辺で紫の上を思い
「秋の夜の 月毛の駒よ 我が恋ふる 雲井に駈(か)けれ 時の間も見む」と詠む。
与謝野晶子の現代語訳によれば
「よい車も用意されてあったが、目だたせぬために馬で行くのである。惟光(これみつ)などばかりの一人二人の供をつれただけである。山手の家はやや遠く離れていた。途中の入り江の月夜の景色(けしき)が美しい。紫の女王(にょおう)が源氏の心に恋しかった。この馬に乗ったままで京へ行ってしまいたい気がした。」
今年は源氏物語1000年紀にあたり各地で様々なイベントが開催されています。
下の写真は上の作品で使用された押し花を解説されています。
新井愛子氏を検索で調べて見ましたら今年の6月には阪神淡路大震災を押し花で
表現した展示会を六甲道勤労福祉会館で開催されており、活発に活動されている
様子が伺えます。